受講生の声・卒業後の活躍

大学を辞めるタイミングでパーソナルトレーナーとして働くことを決めました。
私は、高校生の頃からトレーニングをはじめ、大学生の時にアルバイトでトレーニングジムで働き始めました。その頃は、ただトレーニングが好きで、トレーナーは将来の夢ではなかったです。当時は、大学卒業後には海外留学をして様々な経験を積んでから将来を考えようと思ってました。

トレーナーとしてスキルアップし、資格を取得したいという思いがあり、スクールを探し始めました。私は即行動するタイプで、ネットでプロジムを見つけたときに「ここだ」と直感し、実はカウンセリング前から入学をほぼ決めていました。
実際にカウンセリングを受けた際、担当の先生がとても親身に話を聞いてくださり、安心感を得られたことが最終的な決め手になりました。抱えていた不安や悩みもその場で解消でき、「ここなら大丈夫」と感じて、迷いなく入学を決断しました。

毎週の授業が本当に楽しく、毎回新しい発見がありました。骨や筋肉の名前は独学で学んでいたつもりでしたが、知らないことも多く、最初の授業からたくさんの知識が身についたと実感しました。ひとつひとつ丁寧に教えていただけたおかげで、回を重ねるごとに理解が深まり、すぐに現場で活かすこともできました。
また、私がすでにトレーナーとして活動していることを先生方が理解してくださっていたので、授業後にはクライアントへの指導方法など、現場に直結する質問もたくさんさせていただきました。そのたびに、納得できるまで丁寧に教えていただけたおかげで、指導にも自信が持てるようになりました。

印象に残っているのは、コンディショニング系の授業です。特に、クライアントのエラー動作を確認する実技では、多くの気づきがありました。受講前は「正しいトレーニングを教えること」がメインだと思っていましたが、姿勢や動作の癖を見極めて修正することで、より質の高いトレーニング指導ができるようになりました。
今でも、授業で学んだことを実際の指導に活かしています。現場ですぐ使える実践的な知識が身についたことが、本当に良かったと感じています。

教科書をベースに問題集を解き、理解できていない用語や内容はその都度調べて書き込み、何度も繰り返し学習しました。
暗記があまり得意ではなかったため、納得して理解できるまで、毎日2時間、多い日では4時間ほど勉強に取り組みました。
ここまで勉強を続けられたのは、「自信がつくまでやりきりたい」という強い思いがあったからです。

現在はパーソナルジムでセミパーソナルトレーニングを行っており、1回30分のセッションを週2回のペースで通われるお客様が多いジムです。多い日には、1日に20名近くのお客様を担当することもあります。それだけ多くの方と関わる分、抱える悩みや目的もさまざまで、一人ひとりに合わせたアプローチを行うには、幅広い知識が必要になります。
学んだことでも、時間が経つと忘れてしまうこともあるため、その都度教科書を見返したり、NSCAの公式動画などを活用して復習し、実践を繰り返しながら今も知識を深めています。

将来は、自分のお店を持ちたいと思っています。
生まれ育ったまちにフィットネスを広め、心も体も健康な人を増やすことで、地域をもっと明るく元気にしたいと考えています。
開業を目指す理由は、もっとお客様一人ひとりを深くサポートできる環境を自分でつくりたいという想いがあるからです。
また、大学時代からの夢だった海外留学も実現させ、来年にはその経験を活かして帰国後の開業を目指しています。自分自身が成長し続けながら、より多くの人にフィットネスの力を届けていきたいです。